ワインについて

ワインはコルクの乾燥を防ぐため湿度の高い場所で保管されます。 高湿度の環境はワインの保管に適しているためコルク上部やラベル面にカビが発生する場合があります。 それらは、ワインが適切に保管されて最高の環境で熟成した証ともいえます。 品質上問題はありませんが、よくふき取り、ワインに混ざらないよう抜栓しお召し上がりください。

ワインの澱〔おり〕と呼ばれるものです。 熟成したワインにはよく見られるほか、若いワインにも見られる場合があります。赤ワインの成分(色素、アルコール、酸やタンニン等)が結合し、ボトルの内側に沈殿、付着している現象です。口に入れても無害ですが、見た目や舌ざわりがよくないため、飲む1-2時間前にボトルをたてて、澱をボトルの底に落ち着かせていただくか、デキャンタージュしてからお召し上がりいただくことをおすすめいたします。

酒石〔しゅせき〕と呼ばれるものです。ワインの成分である酸とミネラル成分が結合して酒石(酒石酸カリウム)という無色透明の細かい結晶に変化したものです。口に入れても無害ですが、舌ざわりが気になる場合は、酒石を避けるようにゆっくりグラスに注ぐと、通常のワインと同じく美味しくお召し上がりいただけます。   

般にブショネ(コルク臭)と呼ばれるコルクの欠陥の可能性があります。コルクはコルク樫という樹木の皮からできているため、中に潜んでいる見えない微生物や菌が、または、成形の過程で発生した化合物TCA(トリクロロアニゾール)が原因でブショネ(コルク臭)と呼ばれています。また、コルクを消毒漂白した際に残留する「塩素」とコルク内に繁殖したカビとの科学変化によって生まれるものとも言われています。ブショネ(コルク臭)の場合、湿ったダンボールにカビが生えたような不快な臭いがします。状態を確認させていただいた上で、返品・交換が可能ですので、中身とコルクをそのまま保管いただき、弊社までお問い合わせください。中身が残っていない場合は返品、交換はいたしかねますのでご注意ください。  

コルクは天然の樹木を使用しているため、コルク打栓時にコルクの下部が十分に広がらず、わずかな隙間から瓶内のガスが抜けてしまう場合があります。そのような場合は状態を確認させていただいた上で、返品・交換が可能ですので、中身とコルクをそのまま保管いただき、弊社までお問い合わせください。中身が残っていない場合は返品、交換はいたしかねますのでご注意ください。

輸送・保管には細心の注意を払っておりますが、製造から輸入・保管、抜栓までの長い年月の間にコルクが変質する場合がございます。解決策として、途中でコルクが折れてしまった場合は、瓶を傾けて、ソムリエナイフのスクリューの先端を再度コルクに対しまっすぐ刺し、残ったコルク部分をゆっくりと持ち上げてください。どうしても抜けない場合は、スプーンなどでコルクををボトルの中へ落として、コルク屑は茶こしなどでこしてお召し上がりください。またどうしてもコルクが抜けない場合は、弊社までお問い合わせください。

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