レムフクト

フィルター

      REMHOOGTE

      できる限り自然に任せる“ミニマリストminimalist”

      ステレンボッシュで最も存在感を示す壮麗なシェープのシモンズバーグ・マウンテン。レムフクトはその南西側の麓部分の斜面に位置するワイナリー。複雑な土壌はおよそ2億5千万年も前からのものであり、世界を見てもかなり古い地質のひとつと言えます。ブーストレッドファミリーがこの地でワインを造り始めたのは父親の代から。現在は30代の兄弟、兄のクリス(ワインメーカー)と弟のロブ(セールス・マーケティング)が引き継いで経営しています。 気候は地中海性気候で、寒く湿った冬と温かく乾いた夏を迎えます。所有するブドウ畑はおよそ30ha。山の側面に位置するため高低差は大きく、最も高い地点と低い地点の差は100メートルもあります。多くは粘土質土をベースにテーブルマウンテンがもたらした砂岩と花崗岩の混成であり、南アフリカ固有品種であるピノタージュとボルドー品種によく適しています。白ブドウはおいては、驚くべきポテンシャルを発揮するシュナン・ブランの古木が育てられています。 彼らは自らを“minimalist”と喩え、できる限り自然に任せることをポリシーにしています。「ワインを通してその土壌、空気、気候、テロワールすべてを感じてほしい。 だからこそワイン造りには極力手を加えない」と話します。サスティナビリティを重んじ、畑と土壌の健康を守ることが自分たちの仕事だと考えているのです。すべての作業はワイナリーで生活する8家族30名と共に行っており、剪定から収穫まですべて手作業。培養酵母は使わずリスクの高いワイルドイーストのみで発酵。SO2は瓶詰までにごく少量のみと徹底しています。 「自分たちがワイン造りを楽しんでいるのと同じくらい、飲む人にはワインを楽しんでほしい。ワインの個性のなかに情熱とエネルギーを感じてくれたら」と彼らは願っています。

      https://www.remhoogte.co.za/


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