ボルドー地方

ボルドー地方

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      歴史

      古代ローマ時代に始まり、ガロンヌ川流域でブドウ栽培が行われていました。中世にはイングランド王家との深い関係が発展を大きく後押しします。12世紀、アキテーヌ公エレノアがイングランド王ヘンリー2世と結婚したことで、ボルドーワインは大量に英国へ輸出され、「クラレット」として広く親しまれました。17〜18世紀にはオランダ人の干拓技術により湿地が改良され、メドックの銘醸地が誕生します。1855年のメドック格付けにより品質基準が確立され、世界的評価が定着しました。フィロキセラ禍を乗り越えた後も、伝統と革新を重ね、国際市場を代表するワイン産地として発展を続けています。

      気候、地理

      フランス南西部、大西洋に近いガロンヌ川とドルドーニュ川に挟まれた広大な産地で、温暖な海洋性気候に恵まれています。年間を通じて気温差が比較的穏やかで、降雨はやや多いものの、海からの影響により極端な寒暑は少なく、ブドウが安定して成熟します。地理的には両河川が合流するジロンド河口を中心に、左岸と右岸で特徴が分かれます。左岸は砂利質土壌が主体で水はけが良く、カベルネ・ソーヴィニヨンに適しています。一方、右岸は粘土石灰質土壌が多く、メルロ主体の柔らかなワインが生まれます。さらに森林地帯が海風を和らげ、畑を守る役割も果たしています。こうした気候と地理の組み合わせが、ボルドーの多様で調和の取れたワインスタイルを支えています。

      現在

      長い伝統を持つ世界的産地でありながら、大きな転換期に直面しています。気候変動の影響による収量減少や市場環境の変化を受け、ぶどう畑の縮小や生産調整が進められています。従来の重厚な赤ワイン中心の需要は鈍化し、価格や飲みやすさを重視したスタイルへの対応が求められています。一方で、プリムール制度は依然として重要な役割を果たし、ボルドー独自の流通文化として継承されています。近年は有機栽培や環境認証の導入が急速に進み、持続可能なワイン造りが産地全体の共通目標となっています。さらに気候に適応するため、新品種の試験導入や栽培方法の見直しも進行中です。伝統を礎にしながら、現代の課題に柔軟に対応する産地へと変化を続けています。

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      MARUNAKA WINE STORE

      koutoubashi 4-9-1-2F Sumida-ku Tokyo

      Phone 03-3846-1919(18:00~24:00)

      Monday~Saturday 18:00~24:00

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