アメリカワイン

アメリカワイン

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      歴史

      16世紀にスペイン人宣教師が現在のカリフォルニアにブドウ栽培を持ち込んだことに始まる。18世紀後半にはミッション種を用いたワイン造りが広まり、教会用ワインとして定着した。19世紀に入るとヨーロッパからの移民によりヴィティス・ヴィニフェラ種が導入され、ナパやソノマを中心に本格的なワイン産業が発展する。しかし1920年の禁酒法により多くのワイナリーが閉鎖され、産業は壊滅的打撃を受けた。禁酒法廃止後も復興には時間を要したが、1960〜70年代に品質重視の動きが加速し、1976年の「パリスの審判」でカリフォルニアワインがフランスを打ち破り世界的評価を獲得した。以降、技術革新と自由な発想により、アメリカワインは国際的地位を確立していった。

      気候、地理

      アメリカワインの個性は、その広大な国土がもたらす多様な気候と地理条件に大きく左右されている。主要産地であるカリフォルニア州は、太平洋の影響を受けた地中海性気候が中心で、温暖な日照と冷たい海霧により、完熟した果実味と酸のバランスを併せ持つブドウが育つ。ナパやソノマでは、谷や丘陵、標高差によって微細な気候差が生まれ、産地ごとの個性が明確に表れる。一方、オレゴン州やワシントン州は冷涼な気候で、ピノ・ノワールやリースリングなど繊細な品種に適している。内陸部では昼夜の寒暖差が大きく、凝縮感のあるワインが造られる。さらに、砂利質、火山性土壌、沖積土など多様な土壌が存在し、同じ品種でも味わいに違いをもたらす。こうした気候と地理の多様性が、アメリカワインの幅広いスタイルを支えている。

      現在

      多様性と革新性を強みとして世界的な存在感を高めている。カリフォルニアを中心に、高品質なプレミアムワインの評価は依然として高く、ナパやソノマは国際市場で確固たる地位を築いている。一方で、オレゴン、ワシントン、ニューヨークなど新興・再評価地域も注目され、冷涼気候を生かした繊細なスタイルが支持を集めている。近年は地球温暖化への対応として、標高の高い畑や沿岸部への注目、耐暑性品種の導入が進んでいる。また、サステナブル農法やオーガニック、自然派ワインへの関心も高まり、環境配慮型の生産が拡大している。規制の自由度が高いアメリカでは、品種や醸造法にとらわれない実験的なワインも多く、消費者の多様な嗜好に応える柔軟性が、現在のアメリカワインを特徴づけている。

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